応用情報技術者試験 令和3年秋 午前問10 解説付き過去問
問題
USB Type-Cのプラグ側コネクタの断面図はどれか。
ここで、図の縮尺は同一ではない。
正解
解説
この問題は、USB Type-Cのプラグ側コネクタの断面図として正しいものを識別することを求めています。各USBコネクタには特有の形状とピン配置があるため、それらの特徴を理解していることが必要です。
- USB Type-Cの特徴
USB Type-Cは、上下左右対称の楕円形の形状を持ち、どちらの向きでも差し込めるリバーシブル設計が特徴です。
また、内部には24ピンがあり、中央の基板両面にピンが配置されています。これにより、高速通信や高出力給電にも対応しています。 - 他のUSB規格との比較
USB Type-Aは長方形で上下の向きが決まっており、Type-Bはより大きく四角に近い形状をしています。
Mini-BやMicro-Bは小型化された非対称コネクタであり、スマートフォンなどの旧世代機器で使用されていました。
それに対してUSB Type-Cは完全に対称な形状で、近年のスマートフォンやノートPCなどで主流となっています。 - 正解図の識別ポイント
選択肢の中で、上下左右が対称で内部に両面ピンが並ぶ構造を持つものが、USB Type-Cの特徴を満たしています。
この特徴を正しく示しているのが、24ピン構造の対称形状を持つ図であり、これがUSB Type-Cのプラグ側断面図です。
したがって、上下左右対称で24ピンが配置された形状をもつ断面図が、USB Type-Cのプラグ側として正解です。