応用情報技術者試験 令和2年秋 午前問76 解説付き過去問
問題
複雑な要因の絡む問題について、その因果関係を明らかにすることによって、問題の原因を究明する手法はどれか。
正解
解説
この問題は、複雑な要因が絡み合う問題において、因果関係を明らかにし、問題の根本原因を特定する適切な手法を選択することを求めています。
- 連関図法とは
連関図法は、複雑な問題の因果関係を視覚的に表現する手法です。
この方法では、問題の原因と結果を矢印でつなぎ、どのように各要因が相互に影響しているかを図式化します。
この図式化により、問題の根本原因を明確にしやすくなります。 - 他の選択肢との比較
PDPC法は、将来起こりうる問題を予測し、その対策を立てるための手法です。
クラスタ分析法は、大量のデータ内の類似性に基づいてグループ化する統計的手法です。
系統図法は、データや事象の分類や系統を図式化する方法です。
これらの手法は、因果関係を直接的に解析する目的では使用されません。
したがって、複雑な要因の絡む問題の因果関係を明らかにする最適な手法は連関図法です。