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合格発表日:2025年7月3日(あと35日)

応用情報技術者試験 令和元年秋 午前問50 解説付き過去問

問題

自社開発したソフトウェアの他社への使用許諾に関する説明として、適切なものはどれか。

正解

解説

この問題は、ソフトウェアの使用許諾に関わる様々な事情を理解し、正しい使用許諾の条件を選ぶことを求めています。

  1. ソフトウェアとハードウェアの組み合わせに関する誤解
    一般的に、ソフトウェアがハードウェアと組み合わせて使用されている場合でも、ソフトウェア単体での使用許諾は可能です。この点についての選択肢は、ソフトウェアとハードウェアが一体となって特許を取得している場合の説明であり、ソフトウェア単独の使用許諾が不可能であるという誤解を生じさせる可能性があります。

  2. オープンソースソフトウェアの誤解
    オープンソースソフトウェア(OSS)になるためには、特定のライセンス条件を満たし、ソースコードを公開する必要があります。単に無償で使用許諾するだけでは、そのソフトウェアが自動的にオープンソースになるわけではありません。この選択肢は、ソフトウェアのライセンス形態に関する一般的な誤解を指摘しています。

  3. 特許保護されていないソフトウェアの使用許諾
    特許で保護されていない技術を用いたソフトウェアであっても、使用許諾は全く可能です。この点が正解選択肢の根拠であり、ソフトウェアの使用許諾において特許の有無はその可能性を制限するものではありません。

したがって、特許で保護された技術を使っていないソフトウェアであっても、使用許諾することは可能であるという選択肢が正解です。この選択肢は、ソフトウェアの使用許諾の自由度を正確に理解していることを示しています。