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次回試験日:2025年4月20日(あと1日)

応用情報技術者試験 令和6年秋 午前問48 解説付き過去問

問題

ソフトウェアの使用性を評価する指標の目標設定の例として、適切なものはどれか。

正解

解説

ソフトウェアの使用性(Usability)とは、利用者がソフトウェアをどれだけ簡単に理解し、操作し、目的を達成できるかを評価する指標である。使用性の評価には、学習のしやすさや効率性、満足度などが含まれる。

  • 利用者が短時間で操作を習得できることが重要
    使用性を評価する際の目標設定の一例として、「利用者が1時間以内にソフトウェアの使用方法を習得できること」が適切である。これは、学習のしやすさを具体的に示しており、使用性の向上に寄与する。

  • 障害発生後の復旧時間は可用性の指標である
    障害が発生してから1時間以内に利用できるようにすることは、可用性(Availability)の指標であり、使用性の評価とは異なる。

  • 機能の改善速度は開発の柔軟性に関する指標である
    利用者からの要望に応じた機能改善を1週間以内に完了することは、開発の迅速性やアジャイル手法に関する指標であり、使用性の評価とは関係がない。

  • 全機能の提供状況は機能性の指標である
    利用者が必要とする機能が100%提供されているかどうかは、機能性(Functionality)の評価指標であり、使用性の評価指標とは異なる。