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次回試験日:2025年4月20日(あと1日)

応用情報技術者試験 令和6年秋 午前問4 解説付き過去問

問題

自動車の先進運転支援システムで使用されるセンサーの説明のうち、適切なものはどれか。

正解

解説

  • 可視光カメラの特徴
    可視光カメラは、天候や光の条件(例:雨天や夜間)に影響を受けやすいという特性があります。しかし、その分解能が高く、交通標識や車線、信号機などの視覚的な情報を認識するのに適しています。

  • 他のセンサーの特徴
    1. 超音波センサーは、近距離での物体検知に適しており、一般的には数メートル以内の範囲で使用されます。測定可能距離が500メートル以上という記述は誤りです。

    2. ミリ波レーダーは、天候の影響を受けにくく、長距離の物体検知に優れていますが、交通信号機の灯色の判別はできません。

    3. レーザーレーダー(LiDAR)は、高精度な3次元マッピングが可能ですが、霧や降雨などの天候の影響を受けやすく、建物の後ろにある物体を検知することはできません。

  • 結論
    可視光カメラの特性に関する記述が正しいため、正解は「可視光カメラは、天候などの影響を受けやすいが、交通標識の認識に使用できる」です。