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応用情報技術者試験 令和4年春 午前問50 解説付き過去問

問題

ソフトウェア開発に使われるIDEの説明として、適切なものはどれか。

正解

解説

この問題は、ソフトウェア開発におけるIDE(統合開発環境)の正しい理解を問うものです。

  1. IDE(統合開発環境)とは
    IDE(Integrated Development Environment)は、ソフトウェア開発に必要な複数のツールを一体化した開発支援環境です。
    開発者はIDEを使うことで、プログラムの作成からビルド、実行、デバッグまでを一貫して効率よく行うことができます。

  2. IDEに含まれる主な機能
    IDEには、通常以下の機能が含まれています。
    1. エディタ:ソースコードを記述・編集するための機能

    2. コンパイラ:記述されたソースコードを機械語に変換する機能

    3. リンカ:複数のオブジェクトファイルを結合して実行ファイルを作成する機能

    4. デバッガ:プログラムの動作を追跡し、誤動作の原因を調査・修正する機能

  3. IDEの利点
    IDEを利用することで、個別にツールを導入・操作する手間が省け、ソフトウェア開発の生産性と保守性が向上します。
    特に、コード補完や自動構文チェック、GUIベースの操作性などにより、初心者から熟練者まで幅広く活用されています。

したがって、IDEとは、エディタ、コンパイラ、リンカ、デバッガなどを統合したソフトウェア開発ツールです。