応用情報技術者試験 令和3年春 午前問62 解説付き過去問
問題
業務システムの構築に際し、オープンAPIを活用する構築手法の説明はどれか。
正解
解説
この問題は、業務システムの構築においてオープンAPIを活用する手法についての理解を問うものです。
- オープンAPIの定義
オープンAPIとは、外部の開発者がアクセスできるように公開されたプログラミングインターフェースです。これにより、異なるソフトウェア間でのデータのやり取りや機能の利用が可能になります。 - オープンAPIの利用方法
オープンAPIを利用する主な方法は、外部企業が提供するAPIの仕様を理解し、それを自社のシステムに組み込むことです。これにより、他社のアプリケーションソフトウェアの機能を呼び出し、自社のシステム内で利用することができます。例えば、地図情報の提供や支払いシステムの統合などがあります。 - データ連携の実現
オープンAPIを活用することで、異なるシステム間でスムーズにデータを連携させることができます。APIを通じてデータを交換することで、複数のサービスが一体となった高度な機能をユーザーに提供できるようになります。
したがって、正解は「接続仕様や仕組みが外部企業などに公開されている他社のアプリケーションソフトウェアを呼び出して、適宜利用し、データ連携を行う」です。この選択肢がオープンAPIを利用したデータ連携とシステム構築の実際的な手法を正確に表しています。