応用情報技術者試験 令和3年春 午前問55 解説付き過去問
問題
プロジェクトメンバが16人のとき、1対1の総当たりでプロジェクトメンバ相互の顔合わせ会を行うためには、延べ何時間の顔合わせ会が必要か。
ここで、顔合わせ会1回の所要時間は0.5時間とする。
正解
解説
この問題は、プロジェクトメンバー間の1対1の総当たり面談の総時間を計算することを求めています。ここでは、16人のメンバーが全員互いに1回ずつ面談するシナリオを想定しています。
- 総当たり面談の組み合わせ数の計算
各プロジェクトメンバーは他の15人と面談を行います。しかし、AがBと面談する場合、BがAと面談する場合も同じ面談がカウントされてしまうため、実際の異なる面談の組み合わせは重複を避ける必要があります。16人のメンバーから2人を選ぶ組み合わせは、組み合わせの数式 162 を用いて、16 × 152 = 120 と計算されます。 - 総所要時間の計算
各面談には0.5時間かかります。前項で計算した通り、面談は合計120回必要です。したがって、総所要時間は 120 × 0.5 = 60時間です。これは面談が同時には行われないという前提のもとで計算されています。
したがって、プロジェクトメンバー16人が全員互いに1回ずつ面談を行うためには、総当たりで60時間の顔合わせ会が必要となります。これが問題の正解です。