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合格発表日:2025年7月3日(あと66日)

応用情報技術者試験 令和3年春 午前問3 解説付き過去問

問題

サンプリング周波数40kHz、量子化ビット数16ビットでA/D変換したモノラル音声の1秒間のデータ量は、何kバイトとなるか。 ここで、1kバイトは1,000バイトとする。

正解

解説

この問題では、サンプリング周波数、量子化ビット数を用いて、A/D変換された音声データの1秒間のデータ量を計算することが求められています。

  1. データ量の計算方法
    まず、サンプリング周波数は40kHz、つまり1秒間に40,000回のサンプリングが行われます。
    次に、量子化ビット数が16ビットなので、1サンプリングにつき16ビットのデータが生成されます。これをバイト数に変換するために、8ビットを1バイトとして計算します。したがって、1サンプリングあたりのデータ量は 168 = 2バイトです。
    これらの情報を組み合わせると、1秒間のデータ量は 40,000サンプリング × 2バイト = 80,000バイトとなります。

  2. kバイトへの変換
    問題文によれば、1kバイトは1,000バイトと定義されています。したがって、80,000バイトを1,000で割ることで、80kバイトが得られます。
    この計算により、1秒間の音声データ量は80kバイトと算出されます。

したがって、この問題の正解は80kバイトです。これは、サンプリング周波数と量子化ビット数を用いて計算された結果に基づいています。