応用情報技術者試験 令和3年春 午前問4 解説付き過去問
問題
体温を測定するのに適切なセンサはどれか。
正解
解説
この問題は、体温を測定するのに最も適したセンサを選択することを求めています。選択肢にはサーミスタ、超音波センサ、フォトトランジスタ、ポテンショメータが含まれていますが、これらの中で体温測定に最適なのはサーミスタです。
- サーミスタの特徴
サーミスタは温度に非常に敏感な抵抗素子で、温度が変化するとその抵抗値も変化します。この特性を利用して、非常に小さい温度の変化も検出できるため、体温のような微細な温度差を正確に測定するのに適しています。 - 他のセンサとの比較
超音波センサは物体の距離を測定するために使用され、フォトトランジスタは光の強度を検出するために用いられます。ポテンショメータは可変抵抗器であり、位置の変化による電圧の変化を測定するのに用いられます。これらのセンサは体温測定という目的には適していません。
したがって、体温を測定する目的に最も適しているのはサーミスタです。その温度感受性の高さが、体温測定に求められる精度を提供するからです。