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次回試験日:2025年4月20日(あと1日)

応用情報技術者試験 令和3年秋 午前問56 解説付き過去問

問題

"24時間365日"の有人オペレーションサービスを提供する。 シフト勤務の条件が次のとき、オペレーターは最少で何人必要か。

〔条件〕
  • 1日に3シフトの交代勤務とする。
  • 各シフトで勤務するオペレーターは2人以上とする。
  • 各オペレーターの勤務回数は7日間当たり5回以内とする。

正解

解説

この問題は、有人オペレーションサービスを24時間365日提供するために必要なオペレーターの最少人数を求めるものです。シフト制の条件とオペレーターの勤務制限が設けられています。

  1. シフトの構成
    条件によると、1日は3シフトの交代勤務が必要で、各シフトには最低2人のオペレーターが必要です。これは、24時間を3つのシフトに分割しており、各シフトは8時間勤務となります。1日全体で必要なオペレーターは31シフト × 21人 = 61人です。

  2. オペレーターの勤務回数制限
    条件によると、各オペレーターは7日間で最大5回まで勤務可能です。1週間で全体として必要なオペレーター数は61人/日 × 71日 = 421人回です。各オペレーターが最大5回勤務すると仮定すると、最小必要人数は425 = 8.41人となりますが、人数は整数でなければならないため、少なくとも9人が必要です。

したがって、最少で9人のオペレーターが必要というのが正しい答えです。この人数により、24時間365日の運用をシフト制限内でまかなうことが可能となります。