応用情報技術者試験 令和3年秋 午前問56 解説付き過去問
問題
"24時間365日"の有人オペレーションサービスを提供する。
シフト勤務の条件が次のとき、オペレーターは最少で何人必要か。
〔条件〕
〔条件〕
- 1日に3シフトの交代勤務とする。
- 各シフトで勤務するオペレーターは2人以上とする。
- 各オペレーターの勤務回数は7日間当たり5回以内とする。
正解
解説
この問題は、有人オペレーションサービスを24時間365日提供するために必要なオペレーターの最少人数を求めるものです。シフト制の条件とオペレーターの勤務制限が設けられています。
- シフトの構成
条件によると、1日は3シフトの交代勤務が必要で、各シフトには最低2人のオペレーターが必要です。これは、24時間を3つのシフトに分割しており、各シフトは8時間勤務となります。1日全体で必要なオペレーターは31シフト × 21人 = 61人です。 - オペレーターの勤務回数制限
条件によると、各オペレーターは7日間で最大5回まで勤務可能です。1週間で全体として必要なオペレーター数は61人/日 × 71日 = 421人回です。各オペレーターが最大5回勤務すると仮定すると、最小必要人数は425 = 8.41人となりますが、人数は整数でなければならないため、少なくとも9人が必要です。
したがって、最少で9人のオペレーターが必要というのが正しい答えです。この人数により、24時間365日の運用をシフト制限内でまかなうことが可能となります。