応用情報技術者試験 令和元年秋 午前問31 解説付き過去問
問題
VoIP通信において8kビット/秒の音声符号化を行い、パケット生成周期が10ミリ秒のとき、1パケットに含まれる音声ペイロードは何バイトか。
正解
解説
この問題では、VoIP通信での音声符号化に関連したデータ量の計算が求められています。具体的には、パケット生成周期ごとにどれだけの音声データがパケットに含まれるかを理解する必要があります。
- 符号化ビットレートの説明
音声符号化のビットレートが8kビット/秒と指定されています。これは、1秒間に8000ビットのデータが生成されることを意味します。 - パケット生成周期の理解
パケット生成周期が10ミリ秒、すなわち0.01秒ごとに1パケットが生成されるとのことです。ここで重要なのは、この0.01秒間にどれだけのデータが生成されるかを計算することです。 - 1パケットあたりのデータ量の計算
1秒間に8000ビットのデータが生成されるため、0.01秒間で生成されるデータ量は 8000ビット × 0.01秒 = 80ビットです。80ビットをバイト数に変換するためには、8ビット = 1バイトで割る必要があります。したがって、80ビット ÷ 8 = 10バイトとなります。
したがって、1パケットに含まれる音声ペイロードは10バイトです。これが問題の正解となります。