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次回試験:2025年10月12日(あと54日)

応用情報技術者試験 平成30年春 午前問54 解説付き過去問

問題

あるソフトウェア開発部門では、開発工数E(人月)と開発規模L(キロ行)との関係を、E=5.2L0.98としている。 L=10としたときの生産性(キロ行/人月)は、およそ幾らか。

正解

解説

この問題は、ソフトウェア開発における生産性(キロ行/人月)を、開発工数と開発規模の関係式から求める内容です。生産性とは、ある開発規模を達成するために必要な工数に対する効率を表す指標です。

  1. 開発工数の計算
    関係式 E = 5.2L0.98 に、L = 10(キロ行)を代入します。
    E = 5.2 × 100.98
    100.98 ≒ 9.55(計算値)
    E ≒ 5.2 × 9.55 = 49.66(人月)

  2. 生産性の算出
    生産性は、以下の式で求められます。
    生産性 = 開発規模 ÷ 開発工数
    = 10 ÷ 49.66 ≒ 0.201
    つまり、およそ0.2キロ行/人月となります。

したがって、このときの生産性は 約0.2キロ行/人月 であり、正解です。