応用情報技術者試験 令和6年秋 午前問29 解説付き過去問
問題
次のオブジェクト図(インスタンスを表す図)に対応する概念データモデルはどれか。
ここで、オブジェクト図及び概念データモデルの表記にはUMLを用いる。


正解
解説
オブジェクト図は、クラスのインスタンス間の関係を示すものであり、概念データモデルと対応しています。オブジェクト図から概念データモデルを導出する際には、次の点に着目します。
- オブジェクトとクラスの対応関係
オブジェクト図に示されている各オブジェクトは、概念データモデルにおけるエンティティ(クラス)に対応します。オブジェクト図内の属性とその値を確認し、クラスごとに適切に分類します。 - オブジェクト間の関連
オブジェクト間の関連を示す線を確認し、それが概念データモデルのリレーションシップ(関連)として表現されているかを判断します。関連が適切にモデリングされているかを比較します。 - 多重度の確認
オブジェクト間の関係における多重度(1対1、1対多、多対多)が、概念データモデルの関連に適切に反映されているかを確認します。
これらの条件を踏まえて、オブジェクト図の構造と概念データモデルの対応を確認すると、適切な選択肢を特定することができます。