応用情報技術者試験 令和4年春 午前問71 解説付き過去問
問題
XBRLで主要な取扱いの対象とされている情報はどれか。
正解
解説
この問題は、XBRLにおいて主要に取り扱われる情報の種類について問うものです。XBRLは「eXtensible Business Reporting Language」の略であり、特に財務報告の分野で広く使用されています。
- XBRLの定義と基本的な用途
XBRLは、企業の財務情報をデジタル形式で表現、共有、分析するために設計された言語です。これにより、投資家、規制当局、分析家などが企業の財務状況を効率的かつ効果的に評価できるようになります。 - 他の選択肢との比較
選択肢に挙げられた医療機関のカルテ情報や自治体の住民情報は、XBRLの用途とは異なります。これらの情報は、通常、特定の業界向けの他のフォーマットやプロトコルを使用して管理されることが多いです。また、企業の顧客情報もXBRLの主要な利用目的ではなく、こちらはCRMシステムなど他の技術が用いられることが一般的です。
したがって、XBRLで主要に取り扱われる情報は「企業の財務情報」であるというのが正解です。このようにXBRLは主に財務報告のために使用され、企業がその財務情報をより透明かつ標準化された形で開示するのを助けます。