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合格発表日:2025年7月3日(あと44日)

応用情報技術者試験 令和2年秋 午前問52 解説付き過去問

問題

プロジェクトマネジメントにおいてパフォーマンス測定に使用するEVMの管理対象の組みはどれか。

正解

解説

この問題は、プロジェクトマネジメントの手法であるアーンド・バリュー・マネジメント(EVM)が管理対象として重視する要素について問うものです。

  1. EVMについて
    アーンド・バリュー・マネジメント(EVM)は、プロジェクトの計画と実績の比較を行い、コストとスケジュールの進捗状況を評価するための管理手法です。この手法は、計画された作業のコスト(Planned Value, PV)、実際にかかったコスト(Actual Cost, AC)、そして実際に完了した作業の価値(Earned Value, EV)の3つの基本的な指標を使用します。

  2. EVMの焦点
    EVMは特にコストパフォーマンスとスケジュールパフォーマンスを測定することに焦点を当てています。これにより、プロジェクトが予算内に収まっているか、そして予定された時間内に進行しているかを効果的に監視できます。リスクや品質も重要なプロジェクト管理の側面ですが、EVMの主要な管理対象はコストとスケジュールです。

したがって、EVMの管理対象は「コスト」と「スケジュール」であり、正解は「コスト、スケジュール」です。