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合格発表日:2025年7月3日(あと10日)

応用情報技術者試験 令和元年秋 午前問64 解説付き過去問

問題

定性的な評価項目を定量化するために評価点を与える方法がある。 表に示す4段階評価を用いた場合、重み及び4段階評価の結果から評価されたシステム全体の目標達成度は、評価項目が全て目標どおりだった場合の評価点に対し、何%となるか。

正解

解説

この問題は、4段階評価法を用いてシステムの目標達成度を定量的に評価する方法について問うものです。具体的には、各評価項目に与えられた重みと評価の結果を用いて全体の評価点を算出し、これを最大可能点数と比較することにより、目標達成度のパーセンテージを求める問題です。

  1. 4段階評価法の理解
    各評価項目には、非常によい、ややよい、やや悪い、非常に悪いの4つの評価が可能であり、それぞれに点数が割り当てられています(例:非常によい=4点)。また、各項目には重みが付与されており、この重みは評価の全体におけるその項目の重要度を示しています。

  2. 評価点の計算方法
    問題の解決には、各評価項目の得点を重みで加重平均する必要があります。具体的には、各項目の点数にその重みを掛け、すべての項目についての合計値を求めます。この合計値を、すべての項目が「非常によい」評価を受けた場合の合計値(最大点数)で割ることで、達成度のパーセンテージが求められます。

したがって、評価されたシステム全体の目標達成度は、最大可能な評価点に対して36100パーセントとなります。この計算により、36%が正解となります。