応用情報技術者試験ナビ ロゴ 応用情報技術者試験ナビ
合格発表日:2025年7月3日(あと30日)

応用情報技術者試験 平成31年春 午前問32 解説付き過去問

問題

インターネット接続において、複数のISPの回線を使用した冗長化構成を表す用語はどれか。

正解

解説

この問題は、インターネット接続の冗長化構成、特に複数のISP(インターネットサービスプロバイダ)を利用する際に用いられる用語について問うものです。

  1. マルチホーミングの定義
    マルチホーミングとは、一つのネットワークが複数のISPに同時に接続される構成を指します。この手法は、一つのISPの接続が断たれた場合でも、他のISP経由でインターネットへのアクセスが可能となるため、高い冗長性と可用性を提供します。

  2. 他の選択肢との比較
    「IP-VPN」と「インターネットVPN」は、仮想プライベートネットワークを構築する技術であり、特定の通信を暗号化して安全にインターネット上で送受信することが目的です。これらは冗長性の向上とは直接関係ありません。「広域イーサネット」は、異なる地理的場所をイーサネット技術を使用してつなぐサービスであり、これも冗長化の手法を指すものではありません。

したがって、複数のISPを利用する冗長化構成を表す適切な用語は「マルチホーミング」であり、正解です。