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次回試験:2025年10月12日(あと54日)

応用情報技術者試験 平成30年春 午前問72 解説付き過去問

問題

図は、製品Aの構成部品を示し、括弧内の数字は上位の製品・部品1個当たりの所要数量である。 この製品Aを10個生産する場合、部品Cは、少なくとも何個発注する必要があるか。 ここで、現在の部品Bの在庫は0個、部品Cの在庫は5個である。

正解

解説

この問題は、部品の階層構成に基づいて、製品Aを10個生産するために必要な部品Cの発注数量を求める内容です。部品の構成図を正しく読み取り、在庫数を考慮して差し引く必要があります。

  1. 構成から各部品の必要数を算出する
    製品Aを1個生産するには、部品Bが2個、部品Cが1個必要です。
    また、部品Bを1個生産するには、部品C・部品D・部品Eがそれぞれ1個ずつ必要です。
    このため、製品Aを10個作るには:
    ・部品B:2個 × 10個 = 20個
    ・部品C:製品Aに直接必要なものが 1個 × 10個 = 10個
    ・部品C:部品B 20個の生産に必要なものが 1個 × 20個 = 20個
    したがって、部品Cの総所要数は 10個 + 20個 = 30個 となります。

  2. 在庫を考慮して発注数を求める
    部品Cの現在の在庫数は5個であるため、発注すべき数量は:
    30個(必要数) − 5個(在庫) = 25個

したがって、製品Aを10個生産するには、部品Cを25個発注する必要があります。