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次回試験:2025年10月12日(あと54日)

応用情報技術者試験 平成30年春 午前問57 解説付き過去問

問題

業務部門が起票した入力原票を、情報システム部門でデータ入力する場合、情報システム部門の業務として、適切なものはどれか。

正解

解説

この問題は、情報システム部門が業務部門から受け取る入力原票に基づく処理に関する適切な業務を問うものです。選択肢の中から、業務効率とデータ整合性を保ちつつ、業務部門と情報システム部門の適切な連携を示すものを選ぶ必要があります。

  1. 処理結果のフィードバック
    情報システム部門は、データ入力後の処理結果を業務部門にリストとして送付することで、業務部門がそれぞれの入力原票に対する処理結果を確認できるようにします。これにより、エラーが発生した場合の迅速な修正や、業務の進捗確認が可能になり、業務の透明性が向上します。

  2. データ入力の誤りと修正プロセス
    入力原票に誤りがある場合、情報システム部門が独断で修正することは推奨されません。誤りがあった場合は、業務部門に連絡し、確認と修正の指示を仰ぐべきです。これは、不適切なデータ修正が後の業務プロセスに影響を及ぼすリスクを避けるためです。

したがって、業務部門が入力原票ごとの処理結果を確認できるように処理結果リストを送付する選択肢が最も適切です。これにより、データの整合性や誤りの修正、業務の進捗管理が効率的に行えるため、正確な情報処理と業務の透明性が確保されます。