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合格発表日:2025年7月3日(あと15日)

応用情報技術者試験 平成30年秋 午前問57 解説付き過去問

問題

ITIL 2011 editionに示されるサービスデスク組織の構造とその特徴のうち、"フォロー・ザ・サン"の説明として、最も適切なものはどれか。

正解

解説

この問題は、ITIL 2011 editionにおけるサービスデスク組織の構造「フォロー・ザ・サン」の特徴について問うものです。

  1. フォロー・ザ・サンの概念
    フォロー・ザ・サンは、グローバルなサービス提供を可能にするために、異なる時間帯に位置する複数のサービスデスクを連携させるモデルです。このアプローチにより、各拠点の業務時間が終了した後に別の地域のサービスデスクが引き継ぎ、24時間体制での連続したサポートを実現します。

  2. フォロー・ザ・サンの実装の利点
    このモデルでは、世界中の異なる拠点が協力し合うことで、時間帯の差を活用し、日中の業務時間内に連続的にサービスを提供できます。また、各地域での言語や文化の違いに対応することができ、グローバルなカバレッジを促進します。さらに、地域ごとの専門知識を活用することも可能になります。

したがって、正解は「時差がある分散拠点にサービスデスクを配置し、各サービスデスクが連携してサービスを提供することによって、24時間対応のサービスが提供できる」となります。この選択肢がフォロー・ザ・サンモデルの主要な特徴を正確に説明しています。