応用情報技術者試験 令和6年秋 午前問21 解説付き過去問
問題
図はスイッチA及びBの状態によって、LEDが点灯又は消灯する回路である。
スイッチAがオンの状態をA=1、オフの状態をA=0とし、スイッチBも同様にオンの状態をB=1、オフの状態をB=0とする。
また、LEDが点灯する状態をY=1、消灯する状態をY=0とする。
このとき、図の回路を動作させたときのタイミングチャートとして、適切なものはどれか。


正解
解説
この問題は、論理回路を基にしたタイミングチャートを求めるものです。以下に解説を記載します。
回路の動作概要
問題の回路は、スイッチAとスイッチBの状態に基づいてLEDの状態が決まります。
スイッチA及びBがオンまたはオフの場合に、回路がどのように動作するかを論理的に整理する必要があります。
動作条件
スイッチAとBの状態をそれぞれ以下のように表記します:
- スイッチAがオンの状態はA=1、オフの状態はA=0
- スイッチBがオンの状態はB=1、オフの状態はB=0
LEDが点灯する条件(Y=1)と消灯する条件(Y=0)は、回路図に基づいて論理式で表すことができます。
論理式の導出
問題の図を分析すると、LEDが点灯する条件を論理式で以下のように表現できます:
Y = A AND B
つまり、スイッチAとBが両方ともオンのときにLEDが点灯します。それ以外の場合は消灯します。
タイミングチャートの確認
スイッチAとBの状態が時間軸に沿って変化した場合、LEDの点灯状態(Y)は以下のようになります:
- A=0、B=0の場合:Y=0(消灯)
- A=0、B=1の場合:Y=0(消灯)
- A=1、B=0の場合:Y=0(消灯)
- A=1、B=1の場合:Y=1(点灯)
正しい選択肢の確認
上記の条件に従うタイミングチャートは、選択肢の中で正解となるものです。具体的には、AとBが1のときにのみYが1(点灯)になる選択肢を選ぶ必要があります。
結論
正解は、タイミングチャートがY = A AND Bに対応する選択肢です。