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合格発表日:2025年7月3日(あと29日)

応用情報技術者試験 平成31年春 午前問29 解説付き過去問

問題

ビッグデータのデータ貯蔵場所であるデータレイクの特徴として、適切なものはどれか。

正解

解説

この問題は、データレイクの特性について理解しているかを試すものです。データレイクはビッグデータを扱う際に重要な役割を果たします。

  1. データレイクの基本概念
    データレイクは、様々な形式や構造のデータをそのまま格納できるデータストレージ環境です。これにより、データを前処理や変換することなく保管し、必要に応じて様々な分析が可能となります。

  2. データレイクとデータウェアハウスの違い
    データレイクと比較されることの多いデータウェアハウスは、データを格納する前にスキーマを定義し、整理整頓された形でデータを保管します。対照的に、データレイクはスキーマオンリード(データを読み込む際にスキーマを適用)を採用しており、柔軟性が高いことが特徴です。

  3. 適切なデータの格納方法
    データレイクではメタデータも含めたあらゆるデータをそのまま格納することが可能です。これにより、多様なデータソースからのデータを迅速に集約し、分析のための豊富な情報源とすることができます。

したがって、データレイクの特性として「あらゆるデータをそのままの形式や構造で格納しておく」が正解です。これはデータレイクが提供する柔軟性とスケーラビリティの一端を示しています。