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次回試験:2025年10月12日(あと54日)

応用情報技術者試験 平成30年春 午前問40 解説付き過去問

問題

サイバーレスキュー隊(J-CRAT)は、どの脅威による被害の低減と拡大防止を活動目的としているか。

正解

解説

この問題は、サイバーレスキュー隊(J-CRAT)の活動目的に関連する脅威がどれであるかを問うものです。

  1. サイバーレスキュー隊(J-CRAT)の活動目的
    J-CRATは日本の重要なインフラをサイバー攻撃から保護することを目的としています。その主な活動内容には、被害の低減と拡大防止があります。主に重大な影響を及ぼす可能性がある脅威に注目し、迅速な対応を行います。

  2. 標的型サイバー攻撃の特性
    標的型サイバー攻撃は、特定の組織や個人を狙った高度な攻撃です。これらの攻撃は、事前の情報収集に基づき、特定の目的を持って実施されるため、被害を最小限に抑えるためには迅速かつ効果的な対策が必要とされます。J-CRATのような専門的なチームが介入することで、これらの脅威から保護することが可能です。

  3. 他の選択肢との比較
    クレジットカードのスキミングや内部不正による情報漏えい、無線LANの盗聴もサイバーセキュリティの脅威ではありますが、これらは一般的に個人や特定の小規模組織を対象としています。一方、標的型サイバー攻撃は、国家や大企業などの大規模組織に甚大な影響を与える可能性があるため、J-CRATの活動目的に直結しています。

したがって、J-CRATが特に注力している脅威は「標的型サイバー攻撃」であり、これが正解です。